プロフィール
心理療法カウンセラーの深谷修治と申します。
不登校児とそのご家族のサポート、心のケアを行っています。
わたくしは大学卒業後、19年間ほど会社員をしていましたが、そのときに以下のような新人が増えつつあることが気にかかりまして
●入社したのにすぐやめる。
●上司がちょっと厳しめに言うと、次の日、頭が痛い、お腹が痛いなどと休む。
●素直だけど元気がない。
●出社拒否が長引く・・・
自分なりに調べたところ、親の期待に応えるために自分の気持ちを抑え込みつつ頑張り過ぎてしまった結果、心のエネルギーを減らしてしまい意欲が低下していることがわかりました。
つまり感受性が豊かなタイプの子には、期待しての言動が心のエネルギーを減らしてしまうほどの過干渉としてはたらいてしまうことがわかったのです。
もちろん親として期待するのは当然のことですし、感受性が豊かなタイプの子への接し方には気をつけなければいけないところがあることなど知らなかったのですから仕方のないことです。
むしろ一生懸命子育てをしてきて、人のことを思いやる優しい素直な心が育まれていますので、育て方は何も悪くなかったと言うことができます。
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このように原因がわかったとしましても、普通であれば
「どうしようもないか・・・」
と諦めると思います。
何とかしたいと思いましても、どうやって取り組めばよいのか皆目見当がつかないでしょう。
ところが、わたくしの場合は社会に出る前の子どもを少しでも救いたいという思いが日増しに強くなってきました。
どのようにすれば手を差し伸べることができるかを日々考えるようになり、
会社勤めしながらではとてもできないと判断しまして、独立起業いたしました。
学校に行っている子どもの親御さんに、過干渉にはたらく言動には注意しなければいけないと言っても聞き入れるはずもありませんので、 心のエネルギーを大きく減らして苦しんでいる不登校児の親御さんに絞って相談を受けることに決めて今日にいたっています。
2007年の起業からこれまでに 600 件を超えるご家族を救ってまいりました。
接し方を間違えなければ必ず登校しようとするようになります。
不登校に関するネットや書籍などにどのような言動が過干渉にはたらくかを紹介しているケースもありますが、それは過干渉にはたらいてしまう言動のごくごく一部でしかないです。
日ごろのやり取りのなかに過干渉にはたらいてしまう言動が無数に隠れています。
ただし過干渉にはたらいてしまう言動にだけ気をつければ登校するわけではないです。
過干渉にはたらいてしまう言動を徹底的に控えるだけでなく、子どもの想いをわかってあげて心を開かせてあげるとともに、登校したい気持ちを高める声かけや接し方をタイミングよく使う必要があります。
子どもの人生がかかっています。
少しでも早く、自立心を育みつつ自ら元気に登校しようとするように導くことをお約束いたします。